仕事で忙しい日々が続いて体がクタクタ。でも今日も仕事をがんばらなきゃ・・・元気が欲しいそ のときに私は栄養ドリンクに頼ることがあります。飲んだあと、だるさが回復し、仕事に集中でき るようになります。栄養ドリンクにはどんな成分が入っていて、体にどんな働きをしてくれるの か気になりました。

よく飲むドリンク数本のラベルを比較してみたところ、タウリンや、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、カフェインが共通して含まれていました。今回はこれらのビタミンについて気になったので調べてみました。

まずビタミンB1。糖質を分解してエネルギーをつくるのに必要な栄養素です。不足すると、いくら糖質を摂ってもエネルギーに変えることができず、疲れやすくなります。また、糖質をエネルギー源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係し、精神を安定させる作用があります。イライラしがちな人はビタミンB1が不足していると考えられます。
●ビタミンB1を多く含む食品・・・豚肉、うなぎ、豆類、穀類の胚芽

次にビタミンB2。糖質、脂質、たんぱく質の分解に働きます。細胞の再生を助けて成長を促し、皮膚や粘膜の健康を保つビタミンです。不足すると肌あれや口角炎、口内炎などをおこします。過酸化脂質を分解する働きもあり、生活習慣病を予防するのにも欠かせない栄養素です。
●ビタミンB2・・・レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品

そしてビタミンB6。たんぱく質の代謝に欠かせないビタミンです。皮膚や髪の毛を健康に保ち、体の成長を促進する作用があります。不足すると肌あれや口内炎ができやすくなったり、免疫機能も低下するため、アレルギー症状が現れる危険性もあります。
●ビタミンB6を多く含む食品・・・レバー、肉、かつお、まぐろ、バナナ

栄養はできるだけバランスのよい食事から摂りたいですが、力が欲しいとき、体調不良で食欲がないときなどに、自分の体調や疲れに合った栄養ドリンクに頼るのもよいかもしれません。