今回は、今年クレデンシャルにいただいたアンケートをまとめてご紹介します。

クレデンシャル2月号 特集
「乾癬の病態を理解し、臨床に活かす」
乾癬の患者さんはたくさん100名いますが、結果的には一人もよくなっていません、むしろ悪化しています。理屈はわかります。現実とのギャップに悩むだけです。

長野県 Fさん(管理薬剤師)

クレデンシャル3月号 特集
「薬剤師よ、医療者たれ!」
やはり対人業務への移行についてのコラムが気になりました。対物から対人へのベクトル変更。そのために何を念頭に置いて業務を行うか?最近の考えどころです。在宅、かかりつけ、残薬などはやりやすいのですが、トレーシングペーパーがネックになっています。本書の「患者に関心を」を参考にしてみたいと思います。

埼玉県 Kさん(管理薬剤師)

クレデンシャル4月号 特集
「尋常性ざ瘡を知る」
尋常性ざ瘡のところは興味深く読めま した。皮膚科を担当する薬局に勤めていたころあまりの薬の種類の多さに閉口しており、今回復習もかねてよくわかりました。希望ですが洗顔の大切さも合わせてご説明頂けるとより患者様にしっかり服薬指導できて私共が自信を持っておすすめできます。

東京都 Sさん(保険薬局勤務薬剤師)

クレデンシャル4月号 Credentials Special Report
「薬歴の達人 第8 回」
時間がないとき、オープンクエスチョンではなく、クローズドクエスチョンでSを誘導しながら仕上げることはあるが、Oはだれが見ても揺るぎない情報と理解しているので、担当した薬剤師の患者をみた様子はOとは言い難い。人によって色 の認識が変わるのと同じで、同じO情報とはならない。連載でみているが、薬歴の達人の記事内容にはやや疑問が残る。

(病院薬剤師)

クレデンシャル5月号 特集
「これからふえる、禁煙のおはなし。」
特集では禁煙について大変わかりやすく学ぶことができました。禁煙の重要性は以前から言われている課題のひとつですが、何故どのように健康被害がおきやすいのか、受動喫煙の危険性などを簡潔に説明できること、治療における薬剤の違いや注意点、そして治療終了後の継続的な患者フォローを行うことなど薬剤師業務の内容は幅広く、その必要性は非常に高いと感じます。今回特集では喫煙と脳の関係性や喫煙者の心理、各治療薬の特徴などが大変簡潔に解説されており又、各表も本文理解に大変役立ちました。禁煙をしてみようと前向きな意志の方は多いですが、実際に3ヶ月治療終了後の禁煙持続をどうサポートするかが目下最大の課題だと感じております。中には自費で薬剤を継続することを勧めるケースもあるようですが個々の生活環境の違いがある中で具体的にどのようなサポート方法があるのかをもう少し紹介いただけるとよりいっそう日々の業務に役立ったようにも思います。又、表3,4では各々禁煙外来での薬剤と市販薬のまとめがわかりやすく表記されよかったのですが、掲載ページがP9とP10の表裏に別れてしまっているためニコチンパッチの使用方法の違いなどの比較がしにくく、可能であれば同じページ内で一覧にしていただけるともっとわかりやすく、そして永久保存版としての活用もしやすかったように感じます。

東京都(管理薬剤師)

クレデンシャル5月号 Early Bird
「新型コロナウイルス一問一答」
新型コロナの一問一答はわかっていることだけど、記事になっているとありがたい。

長崎県 Sさん(管理薬剤師)

クレデンシャル6月号 特集
「大腸がんは『患者力』を必要としている」
大腸がんのガイドラインに沿ったステージごとの治療方法とその要点が簡潔に解説されており、わかりやすく学ぶことができました。単にガイドラインにそった薬剤紹介や症状についての解説は大腸がんという患者数の多い疾患ということもありこれまでにも多くの場面で触れる機会がありましたが、今回の朴成和先生の解説はこれまで見聞きした事柄とは異なり、患者さまの個々の様態を大変冷静に捉えつつ、患者さまの症状進行をどのようにすれば食いとどめることができるのか、先生ご自身のお考えを多く伺うことができた内容で、大変参考になりました。他疾患でも同様なのですがなかなか医師個人のお考えなどをお聞かせいただける記事に出会う機会が少なく感じます。患者さま本人の決断、治療から得られる成果を医師や薬剤師の立場からどのようにサポートしていくべきか、大変読み応えのある特集でした。また薬剤効果が左側原発のほうが抗EGFR抗体の効果期待が高いことやイリノテカンとオキサリプラチン使用順の考え方など、初めて知る内容も多く、勉強になりました。今後もこのように疾患に対する医師の考えを知ることができるような記事に期待いたします。

東京都(管理薬剤師)

クレデンシャル6月号 特集
「大腸がんは『患者力』を必要としている」
大腸がんの治療については普段クリニックの門前レベルの薬局に勤務しているとあまり関わらないことなので、とても勉強になります。が、普段抗がん剤を取り扱っていないのでこの記事ですら相当難しかったです。もっと簡潔にまとめた記事もお願いいたします。

福岡県(管理薬剤師)

クレデンシャル6月号 Credentials Special Report
「薬歴の達人 第9回」
「薬歴の達人」について、薬剤師として薬歴記載は必須であり、いつも参考にしております。記載内容の充実はもちろんのことだが、何より指導をするための「知識」がないと指導のしようがないので、勉強も大事ですね。日々邁進します。

(管理薬剤師)

クレデンシャル7月号 特集
「貧血の様々な原因と治療」
貧血について大変勉強になりました。「この人はなぜ貧血なのか」「どうして貧血になったのか」「鉄摂取で改善する部分と回復スピード」「貧血の症状の有無」「貧血改善と共に改善される部分」「腎性貧血中もう少し造血できるすきま能力」「貧血改善は一 つ良ければ他もよくなる」体は地続きで嬉しい変化が見られる。

静岡県 Yさん(管理薬剤師)

クレデンシャル7月号 特集
「貧血の様々な原因と治療」
貧血の病態について整理できました。できれば(栄養学的に)食事の改善についても深堀さげてまとめて頂けると良かったと思います。

千葉県 Nさん(管理薬剤師)

クレデンシャル7月号 特集
「貧血の様々な原因と治療」
貧血の原因について分かりやすく記載されており参考になりました。血液検査の数値から薬剤師として読み取れるようになったらうれしいと思います。そこの部分も記載があればありがたいです。

Mさん(保険薬局勤務薬剤師)

クレデンシャル7月号 薬剤師さん見つけた!
「若手薬剤師が手にした新たな価値観と、新たなチャレンジ」
日本の医療以外の別のものでのアプローチについて、色々情報が飛び交う中で、どれが本当に効く かわかりません。日本の医療でも、漢方でも合う合わないがあります。ご自身で腸内フローラについて学び、検査をし、海外からプロバイオティクス製品を取り寄せ実践し症状が改善したのは凄いなと思いました。1症例ではあり、全ての人の問題を改善するとは思いませんが、自分で研究して実践を覚悟して実行したことが凄いなと思います。私も不妊治療で体質改善をしたいとあれこれ調べていますが、ネット検索レベルではいけないと思いました。保険が利かないので高額でなかなか手をだせていませんが、高度な勉強会での研究で学んでから何かを始めないといけないと思いました。

(保険薬局勤務薬剤師)